ウイルス専用UV空調設備

当院には、4か所に新型コロナウイルス専用殺菌空調が準備されています

 

ウイルスを“1.0秒以内”で強力に除菌。

空気の除菌製品には、大きく分けて2つの種類があります。
1)汚れた空気を装置に取り込み除菌し、浄化した空気を排出するタイプ
2)空気中に化学的な除菌成分を放出することで空間除菌を行うタイプ
2)のタイプは、人への安全性を確保するには、放出できる除菌成分の濃度に限界があります。
その点1)タイプでは、除菌性能の強さを上げるほど、浄化できる空気量を増やすことができます。

eLENAエレナは、1)のタイプの中でも強い除菌効果を持つ方法として「UVC(短波長紫外線)」を採用しています。

 

紫外線は波長によりUltraviolet UVA(長波長)、UVB(中波長)、UVC(短波長)に分類されます。太陽光で地表に届くのはUVAとUVB(一部)で、UVCはオゾン層にカットされ普段は地表に届かない紫外線です。UVCをウイルスや細菌に照射すると、その細胞内のDNAやRNAの構造が変化し増殖しなくなり強力に除去されます。特にUVC光源のうち254nmの波長が最も強い除菌効果を示すため、eLENA(エレナ)は254nmUVCランプを採用しています。

 

eLENAに採用している254nm波長のUVCランプは、藤田医科大学との共同研究によりウィルスを強力に除去することが実証されています。この実験結果に基づいて、eLENA(エレナ)では254nmUVCランプの除菌性能を最も効率よく発揮するための設計を行いました。

 

クリニックの待合室、PCR採取スペース、手術室、診察室に設置

この最新型の新型コロナウイルス専用殺菌空気洗浄機は、クリニック4か所に設置されています

そして、どこにいても、2分以内に、新型コロナウイルスの飛沫が99.5%滅菌されるシステムを実現しております

とくに人があつまりやすい手術室と診察室では、室内全体の空気かん流が2分以内になるように、補助空気洗浄機による空調とヘパフィルターでサポートしております。

 

 

強い除菌効果を持つUV-C波

最も強い除菌効果を示す波長254nmを採用。

ウイルスが強力に除菌されることを確認

エレナに使用されている紫外線ランプは、藤田医科大学との共同研究によリ、国内の研究機関として初めて波長254nmの光源でウイルスが強力に除去されることが確認されました。

UVCの利用効率を高めた高性能照射ユニットと安全設計を採用

エレナは、UV強度を高める高効率uvcユニットを採用。

20畳(約100m3)を30分で広範囲に浄化

エレナは、高性能照射ユニットにより同規格製品よりも短時間で効率よく室内の空気を除菌します。

 

人がみつにならない場所には、プラズマクラスター5機設置

機器管理スペースや、ごみ収納スペースには、プラズマクラスター(シャープ)を設置しております

 

プラズマクラスターイオンが発生するメカニズム
プラズマ放電によりプラスとマイナスのイオンが発生
空気中の水や酸素をイオン化するために、水にプラスの電荷を、酸素にマイナスの電荷を与えるプラズマ放電を利用した仕組みをシャープは考えました。放電電極に電圧をかけてプラズマ放電することで、空気中の水と酸素から水素のプラスイオン(H+)と酸素のマイナスイオン(O₂−)が発生します。

各イオンがクラスター化して安定
発生したイオンはそのままでは非常に不安定な状態にありますが、水分子が粒子に集まる「凝集性質」により、それぞれのイオンを水分子が取り囲み、安定したクラスターイオンとなります。

 

自然の力を応用した作用抑制メカニズム
発生したプラズマクラスターイオンは空気中に浮遊する菌などの表面でプラスイオン(H+)とマイナスイオン(O₂−)が結合し、OHラジカルに変化します。非常に酸化力の強いOHラジカルは、主にたんぱく質で構成されているカビ菌や菌などの表面から水素原子(H)を素早く奪い取ることで、その作用を抑制。OHラジカルは奪い取った水素原子(H)と結合し、反応後は速やかに水(H₂O)となって空気中に戻ります。また、プラズマクラスターは「+」と「ー」両方の静電気を除去できるので、花粉や微小な粒子が壁などへ付着することも抑制します。

 

ちょっとした場所には、ヘパフィルター

ときどき人がたちよるようなクリニック内のスペースには、ヘパフィルターを設置しております

High Efficiency Particulate Air Filterが略されたもので、JIS規格で『定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有しており、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター』と規定されております。
高度な清浄空間が要求されるクリーンルームやクリーンブース用の精密空調機器、製造装置の組込み用のファンユニットにも用いられ、クリーン度クラス100〜10,000までに対応が可能です。
より高いクリーン度が要求される施設・設備では、ULPAフィルター(Ultra Low Penetration Air Filter)があり、JIS規格で『定格風量で粒径が0.15 µmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター』と規定されております。

 

他に、光触媒による空気洗浄機をサポートに

おおがかりな装置が設置できないスペースには、光触媒による空気洗浄をしております

 

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