腹圧性尿失禁
間質性膀胱炎・膀胱痛症候群 あたらしい治療
当院では、どの治療をしても治りがわるい間質性膀胱炎に取り組んでいます
その方法は、以前から有望株の非蒸散性エルビウム・ヤグ・レーザー治療です。
このほど英語論文となりましたので、診療を増やす準備をしました。
(倫理委員会承認 神奈川保険医協会臨床倫理1903号)
評価は、本人から痛みの程度を聞くこと
現在、間質性膀胱炎を正確に評価する方法はありません。米国FDAの教育スライドでは、NRS-11という評価を推奨します。これは、痛みの最大を10、まったく痛みないのを0として本人に話していただいて、記録するものです。
考えられる原因として、アメリカ政府(FDA)のひとつの見解
ICの正確な原因は誰にもわかりません。おそらく複数のメカニズムが関係しています。世界中が注目するのは、グリコサミノグリカン(GAG)層です。
このGAGは、コンドロイチン、ヘパリン、ヒアルロンさんなどのムコ多糖体やその類似物質です。GAG層の欠損により、膀胱の裏にある細胞(尿路上皮)が保護され、尿からの有毒物質が浸透し、組織に炎症を起こすことがあります。炎症を起こした血管は、膀胱の内壁に小さな出血領域を作ります。間質性膀胱炎のほとんどの人はこの体化を起こします。
GAG層の欠陥により、尿中の毒素が漏出し、その下にある神経および筋肉組織を損傷する可能性があります。これは、この間質への流入は、カリウムもあります。そして、このことで、痛み物質サブスタンスPが発生します。すると、マクロファージが活性化して、過敏症を引き起こす可能性があります。マクロファージそのものは、間質性膀胱炎に特異的ではありませんが、なにかの免疫システムの異常をしめしています。マクロファージは、ヒスタミン・セロトニン・トリプトファン・TNF-アルファー・NGFの物質をだすことで、痛み物質サブスタンスPを増やします。
別の研究ラインは、ICを持つ人の尿にのみ含まれる物質である抗増殖因子(APF)を中心にしています。APFは、膀胱の内側を覆う細胞の正常な成長をブロックするようであり、膀胱組織の損傷または刺激に続く治癒プロセスを妨げる可能性があります。ICの診断テストを探している科学者は、APFを可能なバイオマーカーとして考えています。
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