腹圧性尿失禁(SUI)はエリート女性アスリート(EFA)で増加しており、競技成績や生活の質に影響を与えています。SUIの第一選択治療は骨盤底筋トレーニング(PFMT)であり、PFMTが不十分な場合には手術が行われるのが一般的です。しかし、EFAでは手術が行われる症例は少なく、報告も少ない。したがって、SUI を伴う EFA に対する一般的な治療戦略は知られていません。私たちの研究では、重度のSUIを患う23歳の陸上競技メダリストが、エルビウム添加イットリウムアルミニウムガーネットレーザー(VEL+UEL)による膣および尿道の治療に成功しました。1年間で12回の治療を行った結果、治療前の400mトラック走で300mL以上あった尿失禁が0mLまで減少しました。
Cureus. 2023 Mar 27;15(3):e36730. doi: 10.7759/cureus.36730. eCollection 2023 Mar.