【当院の海外論文】間質性膀胱炎/膀胱痛症候群に対するYAGレーザー治療

当院からの報告です。CLIMACTERIC 2020, VOL. 23, Suppl 1, S14–S17 https://doi.org/10.1080/13697137.2019.1703940

既存のさまざまな治療法に対して改善をしない間質性膀胱炎に対して、非蒸散性エルビウム・ヤグ・レーザー治療を行った症例を集めた検討集です。

この研究では、2016年までに数回の治療を行っても改善が見られなかった合計12人の患者が、都合に応じて月に1回、12か月間VEL治療を受けました。アンケートなどいくつかの調査が行われました

 

治療は、毎月のように行う必要がありますが、膀胱の痛みは軽減し、膀胱の大きさはもとのサイズを取り戻してきました

最終的に、

合計で、9人の患者が治療に反応し、3人は反応しませんでした。NRS-11スコアとICSIおよびICPIは、すべてのレスポンダーで改善しました。膀胱容量と頻尿も正常化した。残留効果は最初の治療から18ヶ月間続き、長期的な副作用はありませんでした。

 

YouTubeではこの治療に気がつくまでの苦労なども解説しました。

 

 

関連記事

  1. 【当院の海外論文】離散数学を用いて、尿失禁をグラフ化に成功

  2. 【当院の海外論文】乳がんサバイバーの女性泌尿器科治療マニュア…

  3. 【当院の海外論文】外陰部痛(ヴォルヴォディニア)へのレーザー…

  4. レーザー尿失禁治療:VELアカデミー会議(ローマ)

  5. 【当院の海外論文】間質性膀胱炎では、膣外陰部触診(ヴルヴォデ…

  6. 膀胱痛症候群/間質性膀胱炎に対するGAG補充療法

PAGE TOP