Radical excision of a complicated transobturator tape
Themos Grigoriadis, Dimitrios Zacharakis, Vasileios Kontogeorgakos, Athanasios Protopapas, Nikistratos Vogiatzis & Stavros Athanasiou
International Urogynecology Journal volume 31, pages831–833(2020)
ビデオの目的
このビデオでは、TOT配置から4年後に検出された膿瘍の形成の事例を紹介します。
方法
泌尿婦人科医と整形外科医が組み合わせた外科的アプローチ(経膣経路と経皮経路)は、テープの右半分で膿瘍を根治的に一括切除するために選択されました。この組み合わせたアプローチには、テープの表面と周囲の組織に付着したバイオフィルムを完全に取り除くという利点があり、抗生物質療法がより効果的になります。
結論
これらの微生物群集の外科的除去は、デバイス関連感染症の解決にとって非常に重要です。経閉鎖孔スリングの重篤な感染性合併症は、患者のケアを最適化するために、三次学際的なチームによって管理されるべきです。
(解説)
TOT手術は、メッシュによる女性泌尿器科手術が警告をだされて手術停止になるなか、副作用が5%以下にあたるので、そのまま警告はでませんでした。
しかし、実際は、2%程度の感染症による膿瘍があり得ますので、摘出手術が必要になります
この手術は、ほそくで狭いところに挿入するので大変難しい手術です