日本では、医療機関が以下の2種類に分かれています。
1. **かかりつけ医**
2. **紹介受診重点医療機関**
1. かかりつけ医
かかりつけ医は、日常的な通院や処方を通して患者様の健康管理を行う医療施設です。かかりつけ医に登録された場合、以下の診療費が加算される場合があります。
– **かかりつけ医機能加算**:患者様が特定の医療機関に「かかりつけ医」として登録している場合に加算される診療報酬です。
– **在宅療養支援診療所・病院加算**:在宅療養が必要な場合に、訪問診療や在宅での指導を行うかかりつけ医の役割に応じて加算されます。
– **地域包括診療加算**:複数の慢性疾患などを管理し、地域密着の医療を提供する場合に適用されます。
これらの費用が、かかりつけ医の利用に伴って発生することがあります。
患者さんのメリット:定期通院して、継続的な処方を受けることができる
2. 紹介受診重点医療機関(当クリニック)
紹介受診重点医療機関は、かかりつけ医などからの紹介状をお持ちの方が専門的な治療や検査を受けるための医療機関です。当機関は手術、化学療法、放射線治療など、高度な医療設備を要する外来治療を提供し、国の制度に基づき都道府県によって指定されています。
この制度の目的は、診療所と病院の役割を明確にし、患者様が適切な検査や治療を迅速に受けられるようにすることです。かかりつけ医により専門的な治療が必要と判断された場合、紹介状が発行され、当クリニックでの高度な医療を通して、医療機関全体の混雑緩和やスムーズな受診が図られます。
よこすか女性泌尿器科は、手術技術料の必要最低限の料金で、患者様への負担を軽減します。このため、”かかりつけ医”ではなく、
紹介受診重点医療機関を選び、神奈川県から認定されてます。
患者さんのメリット:手術のための全体の費用が安く抑えることができる
ご注意事項
紹介受診重点医療機関を受診する際は、かかりつけ医等からの紹介状が必要です。紹介状がない場合、通常の自己負担割合(3割負担等)に加え、別途「特別料金」がかかる場合がありますのでご留意ください。また、当クリニックは特別料金は徴収してません。また、当院は、定期的な通院先ではなく、専門的な治療や検査が必要な場合に受診する施設です。この制度により、手術治療を受ける患者様の費用をできるだけ抑えることができます。
紹介受診重点医療機関の要件(基準・水準等)
紹介受診重点医療機関となる要件は、国の指針の定めに則り、外来機能報告データを基に算出される下記の基準又は水準項目を鑑みながら、地域の協議の場である「地域医療構想調整会議」にて協議して決定しています。
【基準項目】(重点外来件数の占める割合が) | 【水準項目】 |
(1)初診の外来件数において:40%以上 | (1)紹介率:50%以上 |
(2)再診の外来件数において:25%以上 | (2)逆紹介率:40%以上 |
※基準・水準ともに両項目を満たすこと。
神奈川県ホームページから
横須賀・三浦地域では、この5つの施設が、基準を満たす”紹介受診重点医療機関”です
(県民の皆様へ)紹介受診重点医療機関へのかかり方
紹介受診重点医療機関では、かかりつけ医等からの紹介状を持つ紹介患者への外来を基本とします。そのため、紹介受診重点医療機関を受診される際には、まず身近なかかりつけ医の医療機関を受診していただき、専門的な検査や治療が必要と判断された場合に、紹介状を持って受診いただくようお願いします。
紹介状を持たずに、紹介受診重点医療機関を受診した場合、医療費の一部負担金(3割負担等)とは別に、「特別の料金」がかかる場合があります。
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