先ほどのレーザーの論文を中心に便失禁についてのレーザーの効果を説明します
どんなタイプの便失禁に効果がありますか?
排便後にパンツに便がすこしついている。いつもれたかわからないけど、便の粘液がパンツにつく
このような小さな便失禁は、国保の許可しているどんな治療でもなおりません。投薬でもうまくいかないことが多いです。
それは、肛門括約筋の筋力が不足しているからです。女性の場合は、膣から触ると、直腸瘤のできやすい膣後壁の筋力が著しく低下していることがわかります。そこで、膣そのものに骨盤臓器脱のエルビウム・ヤグ・レーザーを使います。肛門には、デバイスを挿入して、やはりおなじレーザーを使います。さらに、肛門の周囲にネオジウム・ヤグ・レーザーを追加します。
どのようにして効果がでますか?
治療は、身体自身の細胞育成の能力を刺激することによって機能します。 レーザーパルスは、特許取得済みの最適なレーザーモードで組織に送達され、肛門・膣粘膜の内層に穏やかな熱パルスを発生させ、新しいコラーゲンの形成を刺激し、外肛門括約筋と内肛門括約筋のサポートを強化します。