治療方針

当院での治療可能な疾患のアウトラインです。この他に、当院のホームページでは、『マンガでわかる病気集』や『各疾患についてイラスト満載な情報ページ』も準備しております。たくさんの情報をみて、ご自身の悩みを解決する糸口を見つけ出してくだされば幸いです。病気の名前をクリニックすると説明ページに移動します。日帰り手術については、こちらをクリックしてください。

病気の種類 病気の名前 ひとこと説明
(1)骨盤臓器脱 膀胱瘤(経腟膀胱脱) 膣から膀胱が落ちてくる病気。
子宮脱 膣から子宮が落ちてくる病気。
直腸瘤(経腟直腸脱) 膣から直腸が落ちてくる病気。
子宮摘出後の膣全脱 膣から小腸が落ちてくる病気。
尿管狭窄 巨大な骨盤臓器脱治療後におこることがある尿管の周囲癒着が原因
(2)腹圧性尿失禁 内尿道括約筋不全型 尿道そのものが緩む病気
尿道過可動型 尿道を支える靭帯が緩む病気
混合性尿失禁 腹圧性尿失禁に切迫性が重なる
(3)切迫性尿失禁 意思に関係なく急に尿が漏れる
(4)過活動膀胱 頻尿と尿意切迫感がある
(5)いつ流性尿失禁 残尿が多すぎて尿が常に漏れる
(6)便失禁 排便後に少量便や便汁が漏れる
(7)間質性膀胱炎 尿が膀胱にたまると激痛がある
(8)閉経関連性器泌尿器症候群(GSM) (正式和名はない。英語名が正式)閉経前後からの尿道狭窄、膣萎縮、陰唇萎縮。痛み、頻尿など
 (9) メッシュトラブル メッシュ摘出手術 骨盤臓器脱に使用したメッシュを抜きとる治療。困難なケース多数。
(10) 膣弛緩症 (正式病名のない疾患)名前だけが広まっているが、若年層での軽度骨盤臓器脱(1度)と同一と思われる。
(11) 乳がんサバイバー 乳がんの治療により女性ホルモンが急激に低下することで、筋肉の萎縮などがおこり、GSM,尿失禁、骨盤臓器脱がおこります。現在情報が不十分な分野なので、診療マニュアルを作成して英語査読論文として発表

 

(左図:正常  右図:膀胱瘤・直腸瘤 )

(左図:直腸瘤  右図:子宮脱)

(左図:小腸瘤  右図:膀胱瘤・直腸瘤)

論文データから分析した最新医療 と 在宅医療から学んだエッセンスを。

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