骨盤臓器脱２０　８０歳以上の方でもなおる③

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診療対象疾患の解説
骨盤臓器脱
骨盤臓器脱２０　８０歳以上の方でもなおる③

骨盤臓器脱

骨盤臓器脱２０　８０歳以上の方でもなおる③

腎盂腎炎になったということは、残尿に感染がおきたとうことです。
この絵をみてわかるように、膀胱瘤が悪化すると、残尿が増えます
すると、膀胱に感染がおこりやすくなります。

このような人の膀胱をみてみると、わかります。この写真は、現物ですが、表面に赤い斑点のような、しみのような、腫瘍のようなものが、多数ありますね
これは、全部、感染によっておこった炎症です
このよなものを炎症性腫瘍といいます。この状態で、手術がむずかしいのは当然ですね。

この女性では、慢性膀胱炎を体質改善でなおして、あるていど来たところで骨盤臓器脱の手術をしました。

こちらの女性では、膀胱内の炎症は、ずっととれません。そのため、かえって、骨盤臓器脱の手術をはやめて、そして、膀胱の形をなおしてから、じっくり慢性膀胱炎をなおしました。

抗生物質を点滴すればいいじゃないかというひとが、いるでしょう
ちがいます。
抗生物質は、一時的にしか、なおさないので、この人は、体質をかえないといけません
それは、陰部を清潔にすることです
適切なパッドをあてて、お湯であらうことです。石鹸でこしごしあらえば、炎症はさらに悪化します。

この看護師さんのいうとおり、清潔にはしてくださらないケースが多数です。表面にはカビがいっぱいはえたり、膿がついています。その状況では、すぐの手術はできません。

この婦長さんのいうとおり、清潔にはしてくださらないケースが多数です。表面にはカビがいっぱいはえたり、膿がついています。その状況では、すぐの手術はできません。

実物の写真を、みてください
（もし、気分がわるくなる人は、飛ばしてください。）

こちらの女性は、膣の表面の炎症があまりにひどく、そのために、
どの病院でも手術できなかった
プライバシーの関係で、膣の表面のみ本物の写真で、陰部はイラスト
まいにちのお茶による洗浄で、改善をして、手術できる段階にきたのです

このことは、女性の心理だとおもいます。だから、かえって、清潔にすることや、間欠的導尿や、尿とりパッドが必要なのです

よこすか女性泌尿器科