骨盤臓器脱
骨盤臓器脱2 骨盤臓器脱とは何ですか?
骨盤臓器脱(性器脱)とは何ですか?
妊娠、出産、肥満などによって骨盤底筋が傷ついたり、緩んだり、硬くなったりすることを、
骨盤底障害といいます。すすと、尿や便が漏れたり、出しにくくなったりします。
これを、排尿・排便障害といいます。また、支えを失った骨盤内臓器が
膣から落ちてくることもあります。
これが子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤などの骨盤臓器脱(性器脱)です。
そこで、まず性器脱を理解するために、骨盤底というものを勉強しましょう。
骨盤底とは何ですか?
骨盤底は人間でとくに発達したもので、骨盤の一番したの強靭な膜なのです。
骨盤底の一番強い膜を、骨盤隔膜といいます。ご存じとおもいますが、胸と腹の境界にある
一番強固な膜は、横隔膜。おなじく、隔膜とよぶにふさわしい太くて丈夫なものです。
ところで、最近は、ダイエットの本に骨盤のことがのっていますが、
『骨盤骨』『骨盤底』『骨盤』は別の用語なんです。
よく勘違いされますが、骨盤というのは、この絵のような骨盤骨をふくむ高さを意味します。
骨盤骨と骨盤というのは、混同しないようにしてください。
さて、骨盤底に話をもどします。骨盤底は、骨盤骨の一番したにあって
まるで、ハンモックのように、その上に、膀胱、子宮、直腸をのせています
この骨盤底は、妊娠、出産、加齢、肥満、運動不足など
いろんな要因で、ゆるゆるになったり、カチカチになったりします。
たとえば、尿道のmわりがゆるゆるになると腹圧性尿失禁などになります。
そこで、治療は、この骨盤底をいかに若いころとおなじような
感じにするかということになります。それが、骨盤底筋体操であり
手術であるのです。
骨盤臓器脱
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受診されると骨盤臓器脱の程度を確認します。よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニックでは、かならず奥井医師が直接確認をします。どうぞご協力をおねがいします。
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