骨盤臓器脱
骨盤臓器脱19 80歳以上の方でもなおる②
彼女のことを心配したスタッフは、みんな病院へ駆けつけました
部屋をあけて、びっくりですが、
結構、元気でした
あー よかったということころです
病名は腎盂腎炎でした。80歳以上の膀胱瘤などの骨盤臓器脱では、とてもなりやすい病気です。
いままで、80歳以上じは、百人以上も手術をしてきましたが、この腎盂腎炎にはなかされます。長い間、膀胱がおちていると、膀胱と尿管のつなぎ目があまくなり、細菌が腎臓にあがりやすいのです。すると、高熱がでます。高熱がでて、腎盂腎炎をちりょうして、なおして、しばらくは、手術ができません。そえは、感染によわいからです。つまり、80歳代の患者さんは、いつ手術ができるか、1年中みはって、よい時期をさがさないといけないのです。これは、最初の大ポイントです。
つぎに、腎盂腎炎になるほど大変な、高齢者の骨盤臓器脱について、その原因をさがしていきましょう。
まず、出産ですが、この時代の人は、沢山出産をされました。
すると、骨盤をささえる靭帯は、たいへん緩んできており、骨盤の中の内臓がおちやすい状況になるです。おまけに、冒頭でおしらせしたように、彼女は、重いものをもって生活をしています。骨盤底にかかる重圧は相当なものです
すると、骨盤底にゆるみがおきます。それだけでもなく、子宮をうえから釣り上げる靭帯もゆるんでいまします。こうしたころが、いくつか重なり、内臓がおちえきます。
何度も登場しましたが、もういちど、名称を復習します
彼女のキーワードをおもいだしてください。一般的な骨盤臓器脱の悩みが沢山でてきます。
では、次に、80歳の女性におおい、キーワードをさがしていきましょう。
さらに、続く
骨盤臓器脱
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受診されると骨盤臓器脱の程度を確認します。よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニックでは、かならず奥井医師が直接確認をします。どうぞご協力をおねがいします。
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