ネイティブ手術(メッシュなしの手術)は副作用がほとんどない

南カルフォルニア大学で一人のドクターが、人工メッシュなし手術(ネイティブ・リペア)に従事しました

このため、109人の患者の治療に成功しました。

このうち副作用(副事象)は、ほとんどおきませんでした

心配された再発は、わずかに11%。メッシュの場合に再発は4%以下であるにもかかわらず、22%(米国政府FDA)が重大な副作用をだすことに比較すると

はるかに軽度です

術後に出現する尿失禁もわずかに4%でした。

 

Urology. 2021 Apr;150:125-129. doi: 10.1016/j.urology.2020.06.070. Epub 2020 Jul 23.
Transvaginal Paravaginal Native Tissue Anterior Repair Technique: Initial Outcomes

Transvaginal Paravaginal Native Tissue Anterior Repair Technique: Initial Outcomes – PubMed (nih.gov)

 

YouTubeで解説

関連記事

  1. 鼠径ヘルニア・メッシュ、現在のエビデンスは非常に不確実

  2. 【当院の海外論文】妊娠を希望する女性には人工メッシュよりもレ…

  3. 腹圧性尿失禁手術の合併症研究から適切な手術は?

  4. 陰唇の解剖学の変化は、再発性尿路感染症に影響を及ぼしますか?…

  5. 【当院の海外論文】vNOTESという新技術でメッシュ摘出を安…

  6. 尿失禁と骨盤臓器脱のレーザー治療

PAGE TOP