過活動膀胱に対してオナボツリヌス毒素Aの膀胱内注射を受けている女性患者における出血リスク

デンマークの後ろ向きコホート研究です。

400 人の女性患者が対象となり、合計 1,059 回の BTX-A 治療を受けました。最初の BTX-A 治療時の年齢中央値は 70 歳 (IQR 21)、BTX-A 治療回数の中央値は 2 回 (範囲 1 ~ 11) でした。合計 27.8% (n=111) が抗血栓療法を受けました。このグループ内では、30.6% と 69.4% が抗凝固薬と抗血小板療法を受けていました。私たちのコホートでは血尿の症例は報告されませんでした。抗血栓療法を中止した患者も、治療を中断した患者も、国際正規化配給量 (INR) レベルで監視された患者もいなかったことがわかりました。

つまり、BTX-A 治療は低リスク処置として分類される可能性があると考えられます。この患者グループの周術期管理では、抗血栓療法の中止は必要ありません。注射の工夫が重要です。

 

Int Urogynecol J
. 2023 Jun 17. doi: 10.1007/s00192-023-05579-1. Online ahead of print.
Bleeding risk in female patients undergoing intravesical injection of onabotulinumtoxinA for overactive bladder: a Danish retrospective cohort study
Meryam El Issaoui 1 2, Sophia Elissaoui 3, Marlene Elmelund 3, Niels Klarskov 3 4
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Affiliations
1Department of Gynecology and Obstetrics, Herlev and Gentofte University Hospital, Borgmester Ib Juuls Vej 1, 16. Etage, 2730, Herlev, Denmark. meryam.el.issaoui.01@regionh.dk.
2Department of Clinical Medicine, University of Copenhagen, Copenhagen, Denmark. meryam.el.issaoui.01@regionh.dk.
3Department of Gynecology and Obstetrics, Herlev and Gentofte University Hospital, Borgmester Ib Juuls Vej 1, 16. Etage, 2730, Herlev, Denmark.
4Department of Clinical Medicine, University of Copenhagen, Copenhagen, Denmark.
PMID: 37329356 DOI: 10.1007/s00192-023-05579-1
Abstract

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