【当院の海外論文】離散数学を用いて、尿失禁をグラフ化に成功

今回は、当院での研究を、離散数学という技術でネットワークグラフ化に成功したというものです。
この研究成果は、Nature姉妹誌 ”サイエンティフィック・レポート”という雑誌に採用されました。このNatureグループの医学ジャーナルに採用されると、NatureポートフォーリオをいうWebに載るので、世界中の人が読むことになります。

それで、どんなことをしたというと、このイラストみたいに、人間の持つ病気を、さまざまな因子に分けて分類し、それを地図のように並べたのです。ここで、地図の上を、カーナビを走らせて、最も最適な治療法をしらべるというものです。
むずかじくいうと、尿失禁の持ついろんな表情を集めて、そのアルゴリズムを見つけて、治療方針を個別に相談できるようにしたということです。

Innovative decision making tools using discrete mathematics for stress urinary incontinence treatment.
Okui N. Sci Rep. 2024 Apr 30;14(1):9900. doi: 10.1038/s41598-024-60407-w.

関連記事

  1. レーザー尿失禁治療:VELアカデミー会議(ローマ)

  2. 膣エルビウムレーザーの安全性:過去8年間に治療された113,…

  3. 【当院の海外論文】間質性膀胱炎では、膣外陰部触診(ヴルヴォデ…

  4. 過活動膀胱に対してオナボツリヌス毒素Aの膀胱内注射を受けてい…

  5. ネオジムYAGレーザーによる間質性膀胱炎の治療:スウェーデン…

  6. 尿失禁と骨盤臓器脱のレーザー治療

PAGE TOP